楽しみにしていた方もそうでない方も、お待たせしました。
第4回 「辻沢綾香に無理やり菓子作りを教える会」略して「菓子会」はじまりまーす。
いやはや暑いですね。
皆様はお元気でしょうか?ワタクシ少々ぐったりです(^^;)
そして菓子会当日も暑かった!辻沢さんがちょっと遅れるとのことで猛暑の中テキパキと計量していくすーみん。今回もお世話になります。
そうこうしているうちに辻沢さん到着。私がこちらにアップするのが遅かったため展示は終わってしまったのですが(辻沢さん申し訳ない!)ナイスストーカーという劇団の公演に必要とのことで自分の等身大パネル(以前この劇団で使ったものだそうです)を家から稽古場まで運んできたんだそうな。流石に自分の顔の等身大パネルを運ぶのは恥ずかしいので顔に布を巻いていたそうですが相当変な目で見られたらしく到着した頃には心が疲弊しておりました。暑さと疲労で既にぐったり感。。。
実はこの日私もどうも調子が上がらず菓子会始まって以来の低テンション始まりでした。どうなることやらでしたわ(笑)
そうそう、今回の菓子会メニューは初の和物!
水信玄餅です!
こういうのって自分で作れるものなのね~!これ持って夏の元気なご挨拶に伺うとか素敵です♪
はてさて本当にこんな上品なお菓子が作れますかね?先ずは中に浮いているねりきりを作っていきます。先ずは、というかほぼこれが全てくらいのものですね。人生でねりきり作ることがあろうとは予想だにしませんでしたよ!
【ねりきり編】
《材料・分量》
白玉粉 5g
水 25cc
白あん 300g
上白糖 25g
色付け用の色素やパウダー類 適宜
①耐熱ボウルに白あんを入れ、ペーパータオルで表面を覆い、電子レンジで加熱する。
初めは2分、その後適宜追加し
水分を飛ばし、粉ふきいも状にぽろぽろにする。
レンジで水分を飛ばしている間に辻沢さんは求肥作りに挑戦。
②白玉粉に水を加え、粒を潰しながら溶かす。溶かしきらなくてもこのくらい溶ければ大丈夫!
ここまで溶けたら火にかけます。
③弱火にかけ、焦がさないように練りながら、砂糖を3回に分けて加える。かなり弱火でやっていましたがちゃんとかきまわしていればもう少し強くてもいいよと少し火を強めに(それでも弱火ではあるよ)
筋肉のない辻沢さんの苦手なかき回し作業、どんな顔してやってるかしら?と撮ったら凄い夏っぽい写真が撮れました。「もう腕痛いです」だそうです。
こんな感じにだんだん滑らかになります。
すーみんが仕上げをってかき回す速さ全然違うじゃん!
ツヤが出て滑らかになったら火を止める。求肥の完成。最終的にこんな感じに。餅っぽい。
④白あんに求肥を加え、カードで求肥を切るようにしてまんべんなく混ぜる。辻沢さ~ん大丈夫ですか~?気を取り直して混ぜ始めましたが、コレ、だいぶ熱いようです。
私もちょっとやらせてもらいましたがホントに熱いw
分量にはありませんが最後にちょっとトレハロースを混ぜました。 作業性向上、冷凍耐性強化という効果があるそう!なんか全体的にいい感じになるんだそうな。体に害のあるものでもないそうです。
気になる方はこちらにどうぞー http://tenkabutsu.com/trehalose
⑤④を固く絞ったさらしの上に千切って乗せ、1〜2分ほど置く。
先ずはカードで餡をまとめて、、、っていい風が吹いてきて辻沢さん一層上の空。爽やかか!
そしてちぎる作業は、やっぱり熱いです。
千切ったら一休み休憩嬉しそうw
⑥少し冷めたところでまとめて練る。仕方ないよね、風、気持ちいいから、、、
見てるときは見てるもんね!
⑦またちぎってちぎる速さの違いに愕然としとります!
まとめて練る。
そして突然楽しいスイッチが入ったもよう
すーみん先生暑さで参ってますがやっとスイッチの入った教え子にほっとしております。
これを完全に冷めるまで繰り返すと練り切りの完成。
ちょっとやってみましたが、意外に柔らか。あと、ちぎるの楽しいです。
⑧ねりきりを必要な分だけ分ける。残りは冷凍保存可能。
水信玄餅の中に入れるのに使う分量はかなり少な目。ピンポン球の2回り小さいくらいのものを欲しい色ぶん分けました。
⑨ねりきりに色をつける。
粉の色素は少量の水で溶き、ゲル状の色素であればそのまま、爪楊枝の先に付けて混ぜる。 粉の天然色素では赤というよりピンクになってしまうためゲル状の色素も少し混ぜました。
辻沢さんも混ぜてみます。「なんか均一になりません」と不本意そう。グレーにしかならないかと思われましたが真っ黒になりましたー!
これは色素ではなく抹茶。 抹茶はこんな感じに粉のまま練り込みます。この匙で1/2杯弱程度入れたかな。
⑩赤と黒のねりきりで金魚を作る。
最大の山場がやってまいりました!金魚、作れますかね?
竹串2本用意してくださーい!
赤いのでひとまず。
ほんの直径1cmくらいのボールを作ってちょこっと楕円にします
お次は尾鰭。1/3程のところからくるりとひねって気持ち平たくしてから竹串でくびれを作る
背鰭と胸鰭も竹串で摘まんで作ったら一度置くこの時点で可愛いんですけど!
尾鰭に竹串で切れ込みを入れて真ん中の角張ったところを馴染ませるほんの少し左右どちらかに寄せると泳いでいるようになります。
ってやってみたらねりきりって柔らかいじゃないの!持ってる時点で形変わってきちゃうし難しい(ToT)
辻沢さんも挑戦最終的に持たずになんとか形を整える作戦!
金魚!
右から3つはすーみん、4つ目辻沢さん、5つ目私、辻沢さん、私の順。段々タコさんウインナーになってく、、、
その間にすーみんが黒いの全部仕上げてました!
⑪緑のねりきり(水草用)はザルや裏ごし器にこすりつけてそぼろ状にする。
ここまでで第一段のねりきり形作り完了!
水信玄餅作りに移行します!
【水信玄餅編】
《材料・分量》
おいしい水 300cc
クールアガー 12g
上白糖 大さじ1
①アガーはダマにならないように砂糖とよく混ぜる。ここ大事です!アガーは砂糖と混ぜておかないとダマになっちゃうんだって!
②水を少しずつ加え、完全に溶けたらかき混ぜながら火にかける。
沸騰したら火を止める。
③水で濡らした型にアガー液を入れる。水で濡らしておくと型から外れるようになります!
④氷水を入れたバットで粗熱をとり、
とろみがつくかつかないかのところで金魚を入れる。アガーは常温で固まるので固まり始めると早いよ!
ここ!型から外すと逆さまになるので金魚はお腹が上を向くように入れるのです!私間違えました!辻沢さんに指摘されたよ!!
⑤最後に水草を浮かせるようにして入れる。2人の協同作業写真。お気に入りです(≧▽≦)
水草が液の中に入りきっていないと溶けてグズグズになってしまうので気を付けて!
⑥食べ頃まで冷やしたら(ある程度あら熱がとれたら冷蔵庫に入れると早いです)竹串で淵をぐるっと引き離し皿にあける。ぐるっと周りを外したら竹串で少し浮かせたまま逆さまに
珍しくすーみん失敗!逆さまにならず大笑いひっくり返してどや!
好みできな粉や黒蜜を添える
で、完成!
きな粉がなくても美味しいよ!
ちょっとブレイクを入れて残っているねりきりで思い思いの水信玄餅の飾り作り!
すーみんのお野菜フルーツシリーズ辻沢さんのハートやらつぶつぶと不思議な生き物私のは、、完成形しか写真なし!
そして私の鳥と葉っぱと雨のしずくと、わからなすぎて人を不安にさせる目玉焼きのような何かw
前回のクッキーしかり、この時間かなり楽しいです!金魚もいいけどこの時間を多めにとるのがお勧めです。アガー液は固まるのが早いので形作りが終わる頃に氷水に浮かべるのが良いですよ!
【黒蜜を作ろう!】
市販品より長持ちするとかしないとか。
《材料・分量》
黒糖 120g
熱湯(粉の黒糖なら水でも良い) 100cc
①鍋に黒糖と熱湯(水)を入れ、黒糖を溶かす。
②溶けたら火にかける。
沸騰したら火を弱めて5分ほど煮詰める。
③耐熱容器に入れ、冷ます。
一気に書いて長くなってしまいましたがいつもより失敗してしまうような難しい作業(金魚を美しく作るのは別として)がないのでこの夏に一度くらい作ってみてはいかがでしょう?
最後はいつも通り賑やかに終わりました!
第4回 「辻沢綾香に無理やり菓子作りを教える会」略して「菓子会」はじまりまーす。
いやはや暑いですね。
皆様はお元気でしょうか?ワタクシ少々ぐったりです(^^;)
そして菓子会当日も暑かった!辻沢さんがちょっと遅れるとのことで猛暑の中テキパキと計量していくすーみん。今回もお世話になります。
そうこうしているうちに辻沢さん到着。私がこちらにアップするのが遅かったため展示は終わってしまったのですが(辻沢さん申し訳ない!)ナイスストーカーという劇団の公演に必要とのことで自分の等身大パネル(以前この劇団で使ったものだそうです)を家から稽古場まで運んできたんだそうな。流石に自分の顔の等身大パネルを運ぶのは恥ずかしいので顔に布を巻いていたそうですが相当変な目で見られたらしく到着した頃には心が疲弊しておりました。暑さと疲労で既にぐったり感。。。
実はこの日私もどうも調子が上がらず菓子会始まって以来の低テンション始まりでした。どうなることやらでしたわ(笑)
そうそう、今回の菓子会メニューは初の和物!
水信玄餅です!
こういうのって自分で作れるものなのね~!これ持って夏の元気なご挨拶に伺うとか素敵です♪
はてさて本当にこんな上品なお菓子が作れますかね?先ずは中に浮いているねりきりを作っていきます。先ずは、というかほぼこれが全てくらいのものですね。人生でねりきり作ることがあろうとは予想だにしませんでしたよ!
【ねりきり編】
《材料・分量》
白玉粉 5g
水 25cc
白あん 300g
上白糖 25g
色付け用の色素やパウダー類 適宜
①耐熱ボウルに白あんを入れ、ペーパータオルで表面を覆い、電子レンジで加熱する。
初めは2分、その後適宜追加し
水分を飛ばし、粉ふきいも状にぽろぽろにする。
レンジで水分を飛ばしている間に辻沢さんは求肥作りに挑戦。
②白玉粉に水を加え、粒を潰しながら溶かす。溶かしきらなくてもこのくらい溶ければ大丈夫!
ここまで溶けたら火にかけます。
③弱火にかけ、焦がさないように練りながら、砂糖を3回に分けて加える。かなり弱火でやっていましたがちゃんとかきまわしていればもう少し強くてもいいよと少し火を強めに(それでも弱火ではあるよ)
筋肉のない辻沢さんの苦手なかき回し作業、どんな顔してやってるかしら?と撮ったら凄い夏っぽい写真が撮れました。「もう腕痛いです」だそうです。
こんな感じにだんだん滑らかになります。
すーみんが仕上げをってかき回す速さ全然違うじゃん!
ツヤが出て滑らかになったら火を止める。求肥の完成。最終的にこんな感じに。餅っぽい。
④白あんに求肥を加え、カードで求肥を切るようにしてまんべんなく混ぜる。辻沢さ~ん大丈夫ですか~?気を取り直して混ぜ始めましたが、コレ、だいぶ熱いようです。
私もちょっとやらせてもらいましたがホントに熱いw
分量にはありませんが最後にちょっとトレハロースを混ぜました。 作業性向上、冷凍耐性強化という効果があるそう!なんか全体的にいい感じになるんだそうな。体に害のあるものでもないそうです。
気になる方はこちらにどうぞー http://tenkabutsu.com/trehalose
⑤④を固く絞ったさらしの上に千切って乗せ、1〜2分ほど置く。
先ずはカードで餡をまとめて、、、っていい風が吹いてきて辻沢さん一層上の空。爽やかか!
そしてちぎる作業は、やっぱり熱いです。
千切ったら一休み休憩嬉しそうw
⑥少し冷めたところでまとめて練る。仕方ないよね、風、気持ちいいから、、、
見てるときは見てるもんね!
⑦またちぎってちぎる速さの違いに愕然としとります!
まとめて練る。
そして突然楽しいスイッチが入ったもよう
すーみん先生暑さで参ってますがやっとスイッチの入った教え子にほっとしております。
これを完全に冷めるまで繰り返すと練り切りの完成。
ちょっとやってみましたが、意外に柔らか。あと、ちぎるの楽しいです。
⑧ねりきりを必要な分だけ分ける。残りは冷凍保存可能。
水信玄餅の中に入れるのに使う分量はかなり少な目。ピンポン球の2回り小さいくらいのものを欲しい色ぶん分けました。
⑨ねりきりに色をつける。
粉の色素は少量の水で溶き、ゲル状の色素であればそのまま、爪楊枝の先に付けて混ぜる。 粉の天然色素では赤というよりピンクになってしまうためゲル状の色素も少し混ぜました。
辻沢さんも混ぜてみます。「なんか均一になりません」と不本意そう。グレーにしかならないかと思われましたが真っ黒になりましたー!
これは色素ではなく抹茶。 抹茶はこんな感じに粉のまま練り込みます。この匙で1/2杯弱程度入れたかな。
⑩赤と黒のねりきりで金魚を作る。
最大の山場がやってまいりました!金魚、作れますかね?
竹串2本用意してくださーい!
赤いのでひとまず。
ほんの直径1cmくらいのボールを作ってちょこっと楕円にします
お次は尾鰭。1/3程のところからくるりとひねって気持ち平たくしてから竹串でくびれを作る
背鰭と胸鰭も竹串で摘まんで作ったら一度置くこの時点で可愛いんですけど!
尾鰭に竹串で切れ込みを入れて真ん中の角張ったところを馴染ませるほんの少し左右どちらかに寄せると泳いでいるようになります。
ってやってみたらねりきりって柔らかいじゃないの!持ってる時点で形変わってきちゃうし難しい(ToT)
辻沢さんも挑戦最終的に持たずになんとか形を整える作戦!
金魚!
右から3つはすーみん、4つ目辻沢さん、5つ目私、辻沢さん、私の順。段々タコさんウインナーになってく、、、
その間にすーみんが黒いの全部仕上げてました!
⑪緑のねりきり(水草用)はザルや裏ごし器にこすりつけてそぼろ状にする。
ここまでで第一段のねりきり形作り完了!
水信玄餅作りに移行します!
【水信玄餅編】
《材料・分量》
おいしい水 300cc
クールアガー 12g
上白糖 大さじ1
①アガーはダマにならないように砂糖とよく混ぜる。ここ大事です!アガーは砂糖と混ぜておかないとダマになっちゃうんだって!
②水を少しずつ加え、完全に溶けたらかき混ぜながら火にかける。
沸騰したら火を止める。
③水で濡らした型にアガー液を入れる。水で濡らしておくと型から外れるようになります!
④氷水を入れたバットで粗熱をとり、
とろみがつくかつかないかのところで金魚を入れる。アガーは常温で固まるので固まり始めると早いよ!
ここ!型から外すと逆さまになるので金魚はお腹が上を向くように入れるのです!私間違えました!辻沢さんに指摘されたよ!!
⑤最後に水草を浮かせるようにして入れる。2人の協同作業写真。お気に入りです(≧▽≦)
水草が液の中に入りきっていないと溶けてグズグズになってしまうので気を付けて!
⑥食べ頃まで冷やしたら(ある程度あら熱がとれたら冷蔵庫に入れると早いです)竹串で淵をぐるっと引き離し皿にあける。ぐるっと周りを外したら竹串で少し浮かせたまま逆さまに
珍しくすーみん失敗!逆さまにならず大笑いひっくり返してどや!
好みできな粉や黒蜜を添える
で、完成!
きな粉がなくても美味しいよ!
ちょっとブレイクを入れて残っているねりきりで思い思いの水信玄餅の飾り作り!
すーみんのお野菜フルーツシリーズ辻沢さんのハートやらつぶつぶと不思議な生き物私のは、、完成形しか写真なし!
そして私の鳥と葉っぱと雨のしずくと、わからなすぎて人を不安にさせる目玉焼きのような何かw
前回のクッキーしかり、この時間かなり楽しいです!金魚もいいけどこの時間を多めにとるのがお勧めです。アガー液は固まるのが早いので形作りが終わる頃に氷水に浮かべるのが良いですよ!
【黒蜜を作ろう!】
市販品より長持ちするとかしないとか。
《材料・分量》
黒糖 120g
熱湯(粉の黒糖なら水でも良い) 100cc
①鍋に黒糖と熱湯(水)を入れ、黒糖を溶かす。
②溶けたら火にかける。
沸騰したら火を弱めて5分ほど煮詰める。
③耐熱容器に入れ、冷ます。
一気に書いて長くなってしまいましたがいつもより失敗してしまうような難しい作業(金魚を美しく作るのは別として)がないのでこの夏に一度くらい作ってみてはいかがでしょう?
最後はいつも通り賑やかに終わりました!
コメント