数年前に偶然川越の酒屋さんで見つけて以来にぎり酒という発芽玄米酒の酒粕は愛用の品になっています。
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これ。
自然食品屋さんでも置いているところがあまりなく売り切れのこともしばしばなので買いに行くときは電話で確認しています。ネットで買えばいいのですが…寺田本家さんという千葉県の酒蔵の商品です。
http://www.teradahonke.co.jp/

家ではパンの酵母にするか、ミートソースやカレーの下地として作り続けているトマトソースに使っています。
挽き肉変わりににぎり酒が入っているのですが、脂っこくないのにコクがあるのでミートソースは好きだけどもたれるという人にとてもお勧め。酒粕臭さもさほど感じません。
酒粕が苦手な友達もこれをベースにしたグラタンを美味しいと食べていたので大丈夫なはず。

毎回、家ご飯で出すと人気者です。

で、今回は作ってほしいと注文が入りました!
そこまで気に入って貰えているのはとても嬉しいです。特に秘伝もないので我が家の作り方をば。



15人前くらい。

玉ねぎ 大5個
セロリ 5本
ミディトマト 12個
にぎり酒 2袋
トマト缶 3缶
オリーブ 黒、グリーン各20個
粉ブイヨン 大2と1/2
プロヴァンスハーブ 3つかみ

①玉ねぎをみじん切りにして冷凍、解凍し、オリーブ油を馴染ませたフライパンで飴色になるまで炒めます。
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こんな感じにポリ袋で冷凍、解凍(これをすることで飴色になる時間が短くできます)。玉ねぎの水分は捨てずに入れます。ほぼ煮てる状態!
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随分少なくなりますね。

②①にみじん切りしたセロリを加えます。
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③火が通ってきたら角切りしたミディトマトを投入。
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④オリーブもみじん切りにして加えます。
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⑤混ざったらいよいよにぎり酒を投入。固まっているところもあるのでバラバラになるようによく混ぜます。
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⑥よく混ざったらトマト缶を加え、鍋底にスープがなくなるまでかき回しながら煮詰めます。
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⑦煮詰まってきたらハーブとブイヨンを加えよく混ぜます。ハーブはお好みで、私は多めが好きなので沢山使います。もっと多くても良かったかも。ブイヨンはトマトの大きさなどにもよるので混ざったら味を見て増やしたりしてみてください。
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出来上がり!
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これでなんとなく硬さがわかるでしょうか?汁気はほぼないです。

今回はカレーにするのが好きな人なので少し多めの180gで袋詰め。ミートソースだともう少し少なくても事足ります。
15袋出来ました。
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あら熱が取れたら冷凍庫へ。出荷待ちです。

カレーにするときは私はここにガラムマサラを加えるだけ。炒めた野菜と合わせてドライカレー風にして食べることが多いです。
先日ここにアボカドを加えてチーズを乗せて焼いたのも好評でした。

少し余ったのは味見がてらミートソース風に。
そのままスパゲティに乗せるだけ。
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麺をゆでるときにナスも一緒に茹でちゃいました。

サラダはイワシの味噌煮缶の残りをほぐしてさっと湯通ししたレタスと混ぜ、トマトを乗せたもの。
缶詰めの魚が余るとほぐしてよくサラダにします。水で戻しただけのヒジキと鯖水煮の取り合わせも結構好き。


おまけ。
玉ねぎのみじん切り、知ってる人は知ってるやつ。

半分に切って根っこ側は残します。
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縦に切れ目を入れて
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輪切りにする要領で切れば出来上がり
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早いし目も痛くなりません。端っこの方は適当にやりくりしてください。